【2023年4月号】絵本づくりの仕事場より/近藤えり
2023.03.06
仕事場
4月は始まりの月。とりわけ、小さなこどもたちにとっては、生まれて初めての外の世界にふれる月。
家族以外の人との関わり合いは、お友だち作りから始まります。
どうすればお友だちになれるのかな…。
新しい世界を前に、期待に胸をふくらませながらも湧き上がる不安。
人生のこれからに、形は違えど幾度となく訪れる場面の、最初の瞬間。
泣き出したいほど、どうしようもなくなって、くじけそうになります。
でも、そんなふうに乗り越えようとする気持ちと行動は、きっと実を結びます。
願いの叶う そのとき、光や風の中にある大きな力を感じるかもしれませんね。
▼ 近藤えり プロフィール
横浜市生まれ、鎌倉市在住。東洋美術学校でグラフィックデザインを学び、2000年ごろから保育雑誌、書籍などのイラストを描き始める。絵本作品に『なんにだって なれる ぼく』『ほしのなる き ゆら ゆら』『おかあさん おかあさん』(至光社こどものせかい)、『コロナウイルスの ころなっちと ぼく』『ワクチンくんと いっしょ』(チャイルド社)など。 Instagram は こちら
▼こどものせかい2023年4月号
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