【2024年10月号】絵本づくりの仕事場より/栗村江利
私の母は 布や糸が 大好きで
羊の毛を刈り 草木で染めて
糸を作り 布を織り
日々を 楽しんでいました
この本の絵は 母が残してくれた
羊毛や布も使って
直感の 導きのままに 刺繍して作りました
父は庭に 良い香りの花の咲く木々を植え
動物と共に暮らし 私も幼い日から犬 猫
魚 鳥達と共に 育ったように思います
3年前に天に帰った兄は
歌ったり 踊ったりが好きな
優しいセンスの良い 楽しい人でした
自然や 家族からの 愛の思いを
いっぱい この絵本に込めて
出来上がった一冊です
至光社の皆様の 永きに渡る
おおきな支えを頂き
深い感謝でございます
「ころころぷるん」絵本原画展
2024年10月10日(木)〜 10月15日(火)
11:00~17:00
東京・武蔵境にあるギャラリーシティオにて
〒180-0022 東京都武蔵野市境 1-18-10
TEL0422-52-4646
※朗読会開催 10/11・10/13 16:00より
至光社のInstagram もご覧ください
▼ 栗村江利 プロフィール
女子美術大学絵画科日本画卒業。上智大学のジョセフ・ラヴ先生より(故.武市八十雄さんのご紹介頂き)フランス中世のプリミティブなロマネスク彫刻に惹かれる。絵画・布・糸・陶芸等で見えない世界と身近な触れることのできる世界をつなぎ、表現ができればと願っています。
◎絵本
『うるんが? うるんが?』(谷川俊太郎・文/瑞木書房)、『八月のママ』(Kindle版電子書籍)、『はるはる ふふふ』(こどものせかい2020年3月号/至光社)
◎作品
「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」(立体作品制作展示)、「コンタック」「資生堂」「日本銀行」その他等(テレビコマーシャル立体作品使用)、「横浜博覧会」(館内展示物デザイン制作)、逓信博物館内郵便の歴史(展示デザイン制作)
◎個展
西武アトリエヌーボー(立体作品展)、松屋遊びのギャラリー(立体作品等)、銀座煉瓦画廊個展マヤンの森(陶芸作品)、gallery re tal(パステル画個展)、CREATIVE SPACE HAYASHI(布平面の個展)、御茶ノ水gallery 蔵(布レリーフ・平面・彫塑個展)、その他 数回
▼こどものせかい2024年10月号
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片柳弘史神父とよむ こどものせかい
▼ 編集者による制作エピソードなど
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