【2024年5月号】絵本づくりの仕事場より/山﨑優子
2024.04.05
仕事場
親しくしているおさなごたちは、じっとしていられない生き物とでもいえばよいのか、なにをするにも体いっぱいにうごくので、おどっているようにしか見えません。
生まれ出てこのかた、世界はこんなに広いのかー、生きるってこんなに自由なのかー と、ただただうれしくてしかたないのだろうなあとおもいます。
一方、いつの間におどり尽くしたのか、いまではじっとするのが得意なわたしは、彼らのエネルギーにただ圧倒されますが、その小さな手にふれたりまるごとだきしめたりするたびに、この愛しいおさなごたちへの祝福が胸いっぱいに湧き上がって心躍ります。
おどっちゃってよ、子どもたち。
世界中の子どもたちが毎日、ただ、体じゅうで生きる喜びをうたっておどるのがあたりまえの平和を、願わずにはいられません。
生まれ出てこのかた、世界はこんなに広いのかー、生きるってこんなに自由なのかー と、ただただうれしくてしかたないのだろうなあとおもいます。
一方、いつの間におどり尽くしたのか、いまではじっとするのが得意なわたしは、彼らのエネルギーにただ圧倒されますが、その小さな手にふれたりまるごとだきしめたりするたびに、この愛しいおさなごたちへの祝福が胸いっぱいに湧き上がって心躍ります。
おどっちゃってよ、子どもたち。
世界中の子どもたちが毎日、ただ、体じゅうで生きる喜びをうたっておどるのがあたりまえの平和を、願わずにはいられません。
▼ 山﨑 優子 プロフィール
神奈川県出身。作品に『しずかな みずうみ』『また きっと さこう』『ぽってん あおむし まよなかに』『るすばんいす』『たんぱらん』(以上、至光社)、『ぼくたちのうた』(小学館)などのほか、「こどものせかい」に多数発表。
絵物語『ポンポロッコの森』シリーズ(個人出版)はライフワーク。
絵本しごとのほか、カレンダー原画、挿画、海外アートフェア出品など。
だいたい毎年個展開催。
制作とくらしのすきまに浜歩き森歩き。
◎ 山﨑優子 HP・SNS
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