絵本作家・山﨑優子の世界

2024.08.23   上製本

言葉にならない

心ふるわせるものへの 想い
 

子どもや自然へむける

愛情と畏敬のまなざしは


つねに生命への感謝と

祈りにつながっている
 

 

ー 絵本作家・山﨑優子の世界 ー

 

『しずかな みずうみ』

 


 

待望の最新刊

2024年9月発行

もりへ おいで

 

前作「しずかな みずうみ」から5年ー

読む人の五感を呼び覚ます絵本作家

山﨑優子の 詩情あふれる一冊

 

◎  好評発売中  ◎

『もりへ おいで』特設ページを見る

 

 

 

 

 

『もりへおいで』より

 


 

神秘的なまでに美しい夜明けのひと時
圧倒的で寡黙な自然の美しさ

『しずかな みずうみ』

 

朝靄のなか聞こえてくるのは

かすかな水音
 

起き出した水鳥がゆらゆら波をたてると

星空色の魚は夜とともに姿を隠す


そんなひっそりと静寂な夜明けの湖に

そっと小舟でこぎ出すと……


心に深く刻まれた風景は、

ふとした時にその人を支えてくれる

 

 

 


 

季節がめぐることの不思議さ・尊さ
私たちもその大きなめぐりのひとつ

『また きっと さこう』

 

夏の終わりに遅れて咲いた赤い花

元気に咲いたのに

楽しみにしていた夏はもう終わっていました
 

がっかりする赤い花に

海鳥がもういちど夏を運んできてくれて…

 

めぐる季節 あたらしい明日

「またね」

喜びと希望をもって迎えよう
 

 


 

お父さんも お母さんも
誰もが みんな こどもだった


『ぽってん あおむし まよなかに 』
 

いまここに ともにある その幸せ

奇跡といえる その出会いに

心を よせていられたら…
 

ふりそそぐ 神さまからの 光のなかで

あふれてくる想いは

ー うまれてきてくれて ありがとう ー

 

 


 

家族とのくらしは ささやかな別れと
あたりまえの 再会の毎日ー

『るすばんいす』

 

おでかけするこうちゃんを見送った

椅子のぼくは家でお留守番

でも今日は風船のふうちゃんがいっしょ…と思っていたら

ふうちゃんは、窓から

こうちゃんのところへ飛んでいってしまった

ぼくはひとりで残されて…

 

 


 

絵が 文字が 雨になり 音になり
私たちをつつむ

『たんぱらん』

 

なってる なってる

あめふりのもり

なってる なってる

わたしの かさ


きこえてくる

なっているのは

わたしの いのち

 


 

幼い頃に過ごした暑い夏の一日を
思い出させてくれる

『ぎんぎら なつの あつい ひは』

 

かぜを よぶ おまじない

「かむぬい とまふい しむらっぷ」
 

ゆうぐれの すずしいかぜ 

いこうか もりへ 

もりは ぼくらの たからじま

 

※現在、品切れとなっております

 

 



 

 

 

▼ 山﨑 優子 プロフィール

神奈川県出身。作品に『しずかな みずうみ』『また きっと さこう』『ぽってん あおむし まよなかに』『るすばんいす』『たんぱらん』(以上、至光社)、『ぼくたちのうた』(小学館)などのほか、「こどものせかい」に多数発表。
絵物語『ポンポロッコの森』シリーズ(個人出版)はライフワーク。
絵本しごとのほか、カレンダー原画、挿画、海外アートフェア出品など。
だいたい毎年個展開催。
制作とくらしのすきまに浜歩き森歩き。

◎ 山﨑優子 HP・SNS
  HP(絵本横丁) / Instagram / Facebook / X
 

 

 

 

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